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第122回研究会 液中・気液界面プラズマによる産業イノベーション
平成27年8月4日(火)弘済会館 4階会議室
近年,液体中あるいは液面上といった液体と接触するプラズマが注目されており,各種の物質合成や表面処理,水質浄化,滅菌などへの応用研究開発が進められている。これは,プラズマから液面へ入射する荷電粒子やラジカルの界面反応を起点とする液中反応を利用するものであるが,その詳細は十分に明らかではない。液体とプラズマを組み合わせる魅力は,液中に高活性な低温反応場を形成すること,高密度な液体の利用により高速な反応が期待できること,気体のみでなく液体の種類を選択できることなどにあり,液中反応にイノベーションをもたらす。本研究会は,液中プラズマプロセスにおける物理・化学の現状での理解を踏まえた上で,産業化における現状と課題,今後の可能性について議論することを目的とする。
プログラム | |
13:00~13:05 | 委員長挨拶 |
日本学術振興会第153委員会 委員長 藤山 寛 | |
13:05~13:45 | 「液中プラズマプロセスの物理と化学」 |
首都大学東京 杤久保 文嘉 | |
13:45~14:25 | 「水中プラズマデバイスの開発とその応用(仮)」 |
パナソニック株式会社 今井 伸一 | |
14:25~15:05 | 「プラズマ誘起電解によるナノ粒子の製造~研究開発の現状と課題~」 |
アイ'エムセップ株式会社(京都大学名誉教授) 伊藤 靖彦 | |
15:05~15:15 | 休 憩 |
15:15~15:55 | 「プラズマを用いた微粒子酸化チタンの水分散液の調製」 |
日本メナード化粧品株式会社 浅野 浩志 | |
15:55~16:35 | 「プラズマ電解酸化処理によるセラミックコーティング技術」 |
日本パーカライジング株式会社 池田 芳宏 | |
16:35~17:05 | 「液中プラズマ研究の世界的な動向」 |
名古屋大学 石川 健治 | |
17:05~17:20 | 意見交換会 |
18:00~19:30 | 交流会 |