研究会一覧
MEETINGS
(定例研究会)
第151回研究会
『急激な固液気相転移を伴う高熱流プラズマプロセス』
開催日: | 2021年6月17日(木) |
開催形式: | オンライン(Zoom, URLは産学web 第151回研究会案内に掲載予定)および |
趣 旨: | 熱プラズマ・高熱流プラズマは加熱能力が高く,原料材料の相転移・変形・蒸発を含む場合が多い。例えば,熱プラズマによるナノ粒子の高速生成においては,投入した固体原料は溶融・蒸発し原子化され,この原子化された蒸気が急冷されることで核生成が生じナノ粒子生成される。溶接・プラズマ・レーザ切断等のプロセスにおいては材料を溶融・流動させることで達成される。宇宙分野においては再突入時における空力加熱に対するアブレータを利用した熱遮蔽技術が利用される。このプロセスを把握するためにはこれらの「複合」プロセスを理解する必要がある。このプロセスに対する研究を紹介し,個別の理解を深める。 |
プログラム(敬称略) | |
13:00-13:15 | 総会 |
13:15-13:20 | 委員長挨拶 日本学術振興会第153委員会 委員長 渡辺 隆行 |
13:20-14:00 | 基礎講座 「熱プラズマモデリングの基礎物理 ―熱力学・輸送特性・電磁熱流体解析と相互作用-」 田中康規(金沢大学) |
14:00-14:35 | (招待講演)「準大気圧ヘリウムアークプラズマによる繊維状ナノ構造形成技術」 菊池祐介(兵庫県立大学) |
14:35-14:50 | 休憩 |
14:50-15:25 | (招待講演)「三角形メッシュを用いた粒子コードによる放電プラズマとダスト浮遊実験の解析」 田口俊弘(日本原子力研究開発機構) |
15:25-16:00 | (招待講演)「SPH粒子法に基づくアーク接合シミュレーション」 古免久弥(熊本大学) |
16:00-16:35 | (招待講演)「プラズマスプレー法によるナノ粒状活物質の全固体リチウムイオン電池への応用」 神原淳(東京大学) |
16:35-16:55 | 企業紹介(JFEスチール,片桐エンジニアリング) |