研究会一覧
MEETINGS
(定例研究会)
第160回研究会
『脱炭素社会に向けたプラズマの役割を考える』
日 時: | 2022年12月15日(木) |
会 場: | |
趣 旨: | 政府は2020年10月に,2050年までに温室効果ガスの排出をゼロとするカーボンニュートラルの目標を掲げた。従来政府方針を大幅に前倒しするものであり,実現に向けて,エネルギー関連産業,輸送製造関連産業から家庭・オフィス関連産業までの広い分野で構造転換や大胆なイノベーションが求められている。実行計画として,非電力分野の電化とともに水素・アンモニアを始めとする炭素代替エネルギーの加速的導入が提案されているが,その実現に向けては,水素生成から輸送・貯蔵,さらにアンモニアも含めた利用に至る様々なステージでの技術革新が求められる。そこで本研究会では,特に脱炭素関連技術に焦点を当て,最新の研究開発動向を紹介頂き今後の開発と社会実装の方向性と課題を把握しつつ,プラズマによる加速化,促進の可能性ついて議論する機会としたい。 |
開催通知PDF: | こちら (要ID、パスワード) |
プログラム(敬称略) | |
13:00-13:05 | 委員長挨拶 |
13:05-13:55 | 基調講演 「カーボンニュートラルの実現に向けて-技術開発の現状・課題とプラズマ材料科学の役割―」 NEDO 技術戦略研究センター フェロー 矢部 彰 氏 |
13:55-14:30 | 招待講演 「プラズマを活用した窒素固定とアンモニア合成技術」 産総研 界面科学応用研究グループ長 金 賢夏 氏 |
14:30-15:05 | 招待講演 「バリア放電によるアンモニアからの純水素製造」 岐阜大学 教授 神原 信志 氏 |
15:05-15:20 | 休憩 |
15:20-15:55 | 招待講演 「国際水素サプライチェーン構築に向けた取り組み―液化水素タンクの溶接技術開発―」 川崎重工業 技術開発本部 生産技術研究部 部長 青木 篤人 氏 |
15:55-16:30 | 招待講演 「メタンからの高効率連続水素生成技術の周辺研究開発動向」 九州大学 教授 渡辺 隆行 氏 |
16:30-16:50 | 企業紹介 (株)HELIX,パナソニックインダストリー(株) |
16:50-17:20 | 総会 |